珊瑚でできた島?
こんにちは。
ここでは、喜界島のほっこりする島情報や、島そら豆のミニ知識を綴っていきますので
どうぞお付き合いください。
喜界島は珊瑚が隆起してできた島で、島全体が隆起珊瑚です。
なんと、年間約2mmのスピードで隆起する喜界島は学術的にも珍しい島なんです!
例えば!ビーチに行くと・・・
岩かと思いますが、これは珊瑚の化石です。
さらに、珊瑚の化石に薬草が自生しています。
これは、「サクナ」という薬草です。(ボタンボウフウや長命草とも言われます)
「1株食べると、1日長く生きられる」と言われる程、栄養価が高く、喜界島ではパワーベジタブルとして天ぷらや炒め物にして食べます。
柔らかい新芽の部分を採って食べます♪
色鮮やかな植物も自生しており、身近に喜界島の自然を感じることができます。
島全体が隆起珊瑚ですから、畑にもこのように珊瑚の化石が混じっているのです!
珊瑚を構成する炭酸カルシウムが雨に溶けだすと、水は弱アルカリ性になります。
そうした溶解が繰り返されたのと、畑自体に珊瑚の化石が混じっているので、それも弱アルカリ性の土壌を作る一因かもしれません。
もちろん、島自体も珊瑚でできていますが海には生きた珊瑚が生息しています。
カメラ越しに泳いでいる魚が見えるほど透明な海♪
夏にはもっと美しく輝きます♪
次回は「喜界島の冬の風物詩」をお伝えします。